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【2024年1月16日】単著『増補新装版 ローカルボクサーと貧困世界』(世界思想社)が刊行されました

 『〔増補新装版〕ローカルボクサーと貧困世界——マニラのボクシングジムにみる身体文化』(世界思想社)が刊行されました。2012年に出版した本ですが(元々は博士論文)、この度、新たに「後章」を加筆して、その後のボクサーたちの生活を2万字ほど書き足しました。また、岸政彦さんに、とっても素敵な「解説」を書いていただきました!帯文は、藤原辰史さんが寄せてくれました。

 ながらく品切れだった本が、こうして内容を加筆して蘇ることになり、嬉しいです。院生だった頃、いつか単著を書くことが、人生の大きな夢でした。その夢が現実のものになったのが、この本の初版でした。

 今回、この増補新装版の準備をしながら、当時、夢見ていたものについて、思い出していました。
 
 なお、世界思想社のHPから、第4章の一部、および岸政彦さんによる解説の一部を読むことができます。ぜひ、みなさまには本書を手に取っていただけると幸いです。
  第4章 https://web.sekaishisosha.jp/posts/7784
  解説  https://web.sekaishisosha.jp/posts/7626

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